顧客成功事例

SAP LeanIXを活用したNTTグループ国内のトランスフォーメーション

業界

情報・通信

本社

東京都

従業員数

340,000

ハイライト

  • IT環境の完全可視化を実現し、全従業員が同じ場所から同じ情報にアクセスできるようになった
  • サイロ化されたスプレッドシートからすべてのシステムデータを収集し、信頼できる唯一の情報源(SSOT)に一本化した
  • すべてのシステムの使用期限情報を文書化した  




 

NTTは、東京に本社を置く、日本を代表する通信企業です。NTTグループで、34万人以上の社員を抱え、900社以上の連結子会社を擁しています。  

長年にわたり、NTTのITアーキテクチャは著しく拡大し、その結果、NTTグループ内において、多種多様なアプリケーションやプロセスが煩雑化していました。 

これらのシステムやアプリケーションは現場のニーズに合わせて最適化されており、NTTのアーキテクトは、分散しているシステムやアプリケーションのうち、どれがグローバル基準に沿って最適化されているのか把握できずにいました。またEOLにおいても、それらの情報が一元管理されておらず、懸念されていました。 

「改善すべきエリアを特定するため、まずはアーキテクチャの全体像を可視化する必要があると考えました。そのためにはエンタープライズアーキテクチャ(EA)が必要だったのです。」

駒沢 健 元,
日本電信電話株式会社 技術企画部門 IT室 次長

駒沢 健 元

NTTはSAP LeanIXを選択

NTTは、全従業員が同じ情報にアクセスできる環境こそが、変革を成功させる鍵であると把握していました。駒沢健氏は、「スプレッドシートのような従来のツールでデータを管理するのは時代遅れです。そこで提案したのが、EAによるデジタル管理の必要性で、様々なソリューションを検証した結果、SAP LeanIXを導入することに決めました。」と語っています。

全てを1か所で、様々な視点から確認

しました。駒沢健氏は、「EOLに注意すべきシステムと、そのシステムを使用している事業分野を把握することで、システム統合について検討し始めることができました。この時点で、そのシステムのプロセスがどのように構成されているか把握することができたのです。」と語っています。

駒沢健氏はさらに、「SAP LeanIXなら、役員を含む全員が同じ情報を見ることができます。もちろん視点はそれぞれ異なります。役員はダッシュボードで、開発者は個別のインターフェースで見ます。同じ情報を様々な視点から捉えることができるので、非常に効果的、かつ効率的に包括的管理できます」と説明しました。 

「ビジネスのスピードは急速に高まっており、ビジネスの本質もまた常に変化しているので、EAは非常に重要です。SAP LeanIXは、私たちが適切に対応できるように支援してくれる存在なのです。」

駒沢 健 元 日本電信電話株式会社 技術企画部門 IT室 次長 現 NTTドコモソリューションズ
ネットワーククラウド事業本部 プラットフォームサービス部 部長

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